7月１４、１５日に　東京の神楽サロンにて、日本ポーセリン協会総会が開催されました。

　ようやく梅雨明け宣言がでたようですが、　九州や関西の方々には大雨の　お見舞い申し上げます。
　 さて　日本ポーセリン協会の総会も４回を数え　恒例だった　年初　名古屋での開催から東京へ.　時期も７月の開催になり、幹事一同不安があった開催でした。

　従来は開催地が名古屋ということもあり名古屋、関西の会員の参加が多かったのですが、今回は　東京開催ということもあり　初めて　関東圏からの参加者数がトップになりました。　

　会場になった神楽サロンは下見の時から　幹事の間で　好評でしたが、メインの会場と　歓談の場を分けたこともあり　ゆったりとした　雰囲気のなか　オールドノリタケ談義にも花が咲きました。

　開会式から始まり　会の決算及び来年度予算案が報告、承認されました。

 今年は　長引く不況もありオークション収入が減っておりますが、何とか楽しく運営できればと思っております。

　３階の会場では　今回初めてバザールと銘打って　会員が譲ってもいいものを持ち寄り交換や販売も行われました。

　アイテムは　少々難ありのものや　ソーサーだけ　とか　カップだけとか　蓋がないものなど　ある意味　相方を探している人にとっては　良い探し物の場にもなりそうです。参加者の皆さんは　会話を楽しみながらの　バザールでした。

そして　本格的な　プログラムの　最初は　”フェイク　フェイク　フェイク”

オールドノリタケのデコにおける真贋について　会員の森口さん、井谷会長、木村さんとのパネルディスカッション。偽物と真贋の定義や　チャイナペイントでラスター彩のデコものを作ってみた経験を元に、アメリカとかオーストラリアでつくられた偽物のつくり方を推論し、デコの見たこともないものへの　注意点など話してもらいました。　

　”お抹茶体験　with　オールドノリタケ”のコーナーでは　抹茶を　一服。外は30度を越える中　結構な　お手前でした。　　　

”ノリタケなんでも　鑑定団”は　５グループにわかれ　用意された　２０のアイテムの　真贋を判定するゲーム。

各チームが”１９４５年前の　オールドノリタケ”かどうか　又　リペアーなどがあるかなどを鑑定していくもの。　　　

第一級鑑定士を獲得したのは　△△さんチ−ム。　お見事でした。

初日のプログラムを無事終えたあとは　会場から５分ほどにある”カナル　カフェ”での懇親会で　楽しいひと時をすごしました。

７月１５日　会の最終日は　恒例の　交換会です。まず　最低価格が記入されている入札表に　価格を記入して応札していく　サイレント・オークション。
　約○○○点点が　並びました。結構　安いと思うものも多く出品されました。
　結果は　○○点が成立。　粛々とすすみました。

　そして　最後は　お待ちかね　ライブオークション。　幹事の△△さんの堂にいったオークショナーぶりを見るのも楽しみです。出展の中から　厳選された約○○点ほどを　一点　一点　競り落としていきました。最高額は　○○○○○○円の　ポートレイト花瓶　でした。

 　オークションの精算する間は　３階に移り　絵皿(季語の夏をテーマ）２０点が競いあいました。

見事　関西の△△さんご夫妻の　ツバメの絵柄の絵皿が　優勝しました。

恒例になったベスト　オブ　マイカップのコンテスト。　これも　約２０点　皆さん自慢のC&Sが参加　今年は　会員の今村さんのサムライ商会製銀のホルダー付竹の磁器が　見事最優秀　カップに選ばれました。

　その他　各賞を獲得した方々　おめでとうございました。

　その間　無事集計と精算の手続きも終えました。　　

 閉会式のあと皆さん　うれしい　ゲットしたアイテムの精算をし梱包、箱詰めで、今年の　総会も　無事に終了いたしました。

参加者　１４日　　　　△△名　　　　　　　 　１５日　　　　△△名

　皆さんが帰ったあとは　好評だった　サロンの会場の現状復帰と掃除。そして　反省会と次回の幹事会の日取りを決めて　楽しかった神楽サロンをあとにしました。
　参加くださった　みなさま　又　来年を楽しみに、お元気でお過ごしください。
　　　　　　　　記）　水弘