オールドノリタケ        画帖


当時の紙に残された細かなデッサンの線もそのまま掲載され、
森村組職人たちの粋が宿ったこの画帖。カップ、ソーサー、ティーポット。小さな陶器の宇宙をお楽しみください。

『画帖―その華麗なる世界森村組の画工たち』(和文英文とも)
井谷 善恵著


 オールドノリタケはアメリカニューヨークのモリムラブラザーズ図案部によって1895年以降デザインされました。そのデザインは「画帖」という折本形式の本に年ごとにまとめられています。(実物が名古屋ノリタケミュージアムで見られます。)

 日本の職人が忠実に真似できるように、米国図案部は盛上げなど糊で凹凸を作り、ビーディングやジュールはその凸部に金や色を塗って指示しました

https://www.rawpixel.com/search?page=1&path=3.sub_topic-1475&sort=curated


上記のサイトから、画帖が無料でダウンロードできます。これは原本をSmithonianがデジタル化したものだそうです。画帖がSmithsonianにあるという事はオールドノリタケは美術的文化的遺産ともいえます。

 

*オールドノリタケの希少な画帳が ニューヨーク・スミソニアン博物館からのサイトインストールできます。

アメリカのワシントンD.C.中心部ナショナル・モールに建設されたスミソニアン博物館は、アメリカを代表する博物館。
科学や産業、技術、芸術、自然史など19の博物館と教育研究機関の集合体として、スミソニアン学術教会により運営されています。
同協会は280万点を超える歴史的価値の高い作品の高解像度写真を無料でダウンロードもしくは閲覧できる画期的なサービス『Smithsonian Open Access(スミソニアン・オープンアクセス)』をパブリックドメインで公開しています。



 


こちらの画帳の動画も ご覧になってください。

1.オールドノリタケのデザイン「画帖その1」

https://youtu.be/JQHTDtwEUH0?si=RqdG0ji3uKaW35XD

2.オールドノリタケのデザイン「画帖その2」

https://youtu.be/mPc1Ue6CEwc?si=GiA7skYx4dgV1W6p